厳粛な雰囲気の中、平成25年 夙川学院高等学校 卒業式を執り行いました
開会の辞、讃美歌斉唱、聖書朗読・祈祷、国歌斉唱、卒業証書の授与、賞状の授与、式辞と続きました。
校長の式辞
今の自分の顔は好きですか? 人の顔は経験によってつくられます。夙川学院に入学して3年間、たくさんの思い出とともに多くの経験をしたと思います。楽しいこと、つらいこと・・・いろいろありました。さてこの3年間でどのように顔は変化しましたか。これから進学・就職とそれぞれの人生を送られますが、いろいろな経験をしてください。良い場合も悪い場合もどのようにそれをとらえるかで自分の顔はつくられます。一日の終わりに自分の顔を鏡で見て「今の自分の顔が好きだ!」と思える、そんな人生を送ってください。
理事長・院長の式辞
21世紀を生きていく卒業生の方にお伝えしたいのは、“心豊かな女性”になってもらいたいということです。20世紀後半から科学技術が進歩し便利な世の中になった反面、環境が破壊されました。みなさんはこれから自然や環境のことを考え、そして人間がつくり出した社会に向き合いながら生きていかないといけません。便利になりすぎて昔に比べて現代人は自己中心的で人への思いやりの精神が乏しくなりつつあります。夙川学院の卒業生には是非、心豊かな、そして徳の高い人へと成長していただきたいとお祈りいたします。
その後、育友会会長、同窓会会長より祝辞をいただきました。
在校生より送辞、卒業生総代の答辞、卒業生一同による唱歌「仰げば尊し」・記念品目録贈呈、校歌、讃美歌斉唱と続き、保護者代表の謝辞、祝祷、閉会の辞で卒業式は終了しました。
その後、卒業生よりサプライズで、3年生の担任に向けて一クラスごとにお礼の言葉があり、参列者の涙を誘いました。
式後、それぞれの表情が素敵でした。
ご卒業、おめでとうございました。