厳粛な雰囲気の中、平成26年 夙川学院中学校高等学校 入学式を行いました
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開会のことば、讃美歌斉唱、聖書朗読・祈祷、国歌斉唱、式辞と続きました。
校長の式辞
夙川・苦楽園地区にとって一番美しい時期を迎えています。毎年のことながら、こんなにも美しい桜並木を持つ町は他にないだろうって、誇らしく思い感動しています。この町で働ける喜びを力に変えて、新年度のスタートを切りたいと思います。
なんといっても夙川学院にとって今年は改革元年にします。過去と決別して、新しい学校をつくります。
次のように変わります。
①正門が新しくなりました。②校舎の1号館・5号館を除却し、2号館・3号館を耐震します。③グランドを新設します。④制服が変わります。⑤スクールバスを運行します。⑥教員の意識が変わります。
夙川の目指すところは「原点回帰」で、134年前に増谷かめさんが18歳でこの学校を創った教育目標「婦徳の高い女性の育成」に帰ります。ところで、皆さんは「徳」の意味が分かりますか?辞書にはこうあります。「精神の修養によってその身に得たすぐれた品性。または、修養によって得た自らを高め、他を感化する精神能力」修養とは品性を磨き、自己の人間形成に努めることです。
よって、「婦徳の女性」とは優れた品性に溢れ、他をも巻き込むような人格を備えた人ではないでしょうか。
皆さん、そういう女性を目指しましょうね。今年から、そこに重点を置いて学校運営をします。
まずは、挨拶、礼儀、服装です。どんな学校に変わるか楽しみです。
保護者の方は、なるべく学校に足を運んでください。学校任せでは良い子どもは育ちません。保護者と一緒に子どもたちを育てたいと考えています。私たちは時には子どもに厳しいことも言いますが、それは愛情です。本学の教員は自分の娘、または妹のように愛情をもって接します。本校の指導にご理解、ご協力いただけますよう、よろしくお願いいたします。
その後、育友会会長より祝辞をいただきました。
在校生代表の歓迎のことば、新入生総代の誓約、校歌斉唱と続き、新入生保護者代表の挨拶、祝祷、閉会のことばで入学式が終わり、これから一緒に過ごすクラスの教室へと向かいました。
ご入学おめでとうございます。新入生の成長を教職員一同楽しみにしています。