皆さん、おはようございます。
本日から2学期が始まります。コロナ感染の第5波と呼ばれ、緊急事態宣言下での始業式を迎えました。
ニュースでは感染拡大やクラスター、感染予防の問題点などネガティブな内容ばかりです。
確かに、私たちの周辺まで感染の危険性がせまっているように感じます。感染はいつどこで発生するか分かりません。そのため、感染予防の基本は、「気を抜かない」「油断しない」ということです。言葉を換えれば「絶対にコロナに感染しない」という強い気持ちを持ち続けることです。
これは自分自身を大事に守ることです。それと同じように、「感染させない」配慮も必要です。自身の健康管理、体調不良時の欠席などは、家族、友人も大事にすることにつながります。これまで行ってきた感染予防対策を愚直なまでに続けること。判断を慎重に行い、誤らないことが重要です。コロナ感染予防に注意して過ごしていきましょう。
みなさんは将来に向けた夢や目標、視線を持ち続けなければなりません。コロナはやがて終息します。その後、やってくる自身の未来に備えた準備を怠ってはなりません。どのような状況下にあっても将来に向けた歩みを止めてはなりませんし、私たちにはやるべきことがあります。
2学期の開始にあたり、自分の将来に視線を向け、夢や目標を今一度心に思い浮かべてください。そして足下に視線を移し、コロナ禍の中できないこと、あきらめなければならないことを挙げ連ねて悲観に陥るのではなく、制約の中で様々な工夫を凝らし、入念に計画をたて、自身のやるべきことを日々積極的に行いましょう。明るく、力強く、どこまでも前向きに進んでいきましょう。
2021年9月1日 高校校長 下地 英樹