J1(中1)学年の長崎・九州歴史探訪の3、4日目の様子です。3日目は長崎から五島列島に移動して五島内を巡り、最終日は吉野ヶ里遺跡と鴻臚館を訪ねました。長崎で平和の尊さを学び、九州の歴史から日本の歴史、異文化への理解を深めることができた研修旅行でした。
この運河のような川の左側が出島で右側が市街地です。といっても昔の話ですが、江戸時代にタイムスリップです。
古い出島の絵を参考にし、町並みの復元。資料館には当時の服装をしたガイドさんもいて、生徒たちは一緒に記念撮影。
建物だけでは無く、出土した食器や道具などを復元し、人々の暮らしぶりや貿易の仕事場所などを再現したものを見ることができました。
長崎での研修をすべて終え、長崎港から福江港までジェットフォイルで五島列島へ向かいました。 今日は風も無く波も穏やかな1時間半の船旅でした。
五島列島は海がとても美しく、自然の景色もたいへん素晴らしいところです。のどかな雰囲気もあり、何か懐かしさを感じます。
堂崎教会は大変小さな煉瓦造りの教会です。博物館となった今も、堂崎教会は信者の心のよりどころとして、今でも特別な存在として大事にされているそうです。
武家屋敷を訪ねました。石垣の上には、丸い石が積み上げられています。不審者が石垣を登り超えようとすれば、石の崩れた音で知らせます。逃走者に対しては、石を投げれば武器なる。と言い伝えられています。
福江城です。日本で最後に造られた城です。実際に平和が長く続いた世に造られた城で、ここで戦火を交えたことは無かったそうです。
生徒たちは見学場所にはバインダーと筆記具を持って巡っています。その場で見た聞いたことをしっかりと記録しています。
生徒の希望から3日目夜にレクリエーションの時間を設定しました。何をするのかは、レク係が話し合い決めました。約1時間ですが、楽しく過ごせたのではないでしょうか。
佐賀県にある吉野ヶ里遺跡は弥生時代の大規模な環濠集落。教科書でよく見る竪穴式住居や高床式倉庫、物見やぐらなどを見ることができ、その当時の生活がよく分かりました。
鴻臚館は、平安時代に設置されていた外交施設で、日本には3カ所あったようです。広大な敷地がありましたが、今は埋め戻され、発掘現場の一部を博物館として解放しています。