英語で理科を学ぶーCLILの授業ー

中学校

定期考査前のJ2(中2)学年では、CLIL(クリル)の授業が展開されていました。CLILとは「Content and Language Integrated Learning」の略で、英語で他教科に取り組む本校のプログラムの一つです。この日のテーマは理科、人の体のつくりについて学びました。

まずはネイティブスピーカーが臓器の名前や働きを英語で紹介。生徒たちはその英文を聞き、書き取りをしました。「音から始め、耳を鍛える英語教育」も本校の特徴です。

専門的な用語のディクテーションは難しいもの。英単語の綴りがわからないときは、辞書や単語帳を使って調べる生徒も。

教員が手作りしたフェルトの人体模型を使い、臓器の形や位置を確認しました。グループで相談しながら、正しいところに配置していきます。

続いては、臓器の描画。ネイティブスピーカーが発した臓器を絵にしました。専門的な用語の聞き取りにも、少しずつ慣れてきた様子です。

最後は、目隠しをした状態で臓器のパーツを並べるゲームをしました。「down、down」「right、right」と、目隠しをしている生徒へのアドバイスももちろん英語です。

どのグループが上手に並べられたかを教員が判定し、総評しました。英語力を高め、人の体について理解を深める時間となりました。