飛び立て!未来のScientists!講座

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中学校

生徒たちの知識や思考力などはもちろん、主体性、協働性といった能力も伸ばすために、本校では「飛び立て!未来のScientists!講座」を開講しています。実験を通して情報を分析・検証する力を養う講座で、この日も希望して参加した生徒たちは積極的に取り組んでいました。

今回は、「中和(二段滴定)」に関する問いを教員が出しました。問いに対し、化学反応式で仮説を立てるV1(高2)生。

仮説を道標に、生徒たちは自ら考え、考察し、実験をしていきます。どの実験方法で行うかも生徒自身が決めました。

さらに、V1生は別の方法でも問いの答えを明らかにできるのではないかと考え、新たな実験をはじめました。

実験後には、データを解析し、予測した結果と一致しているかを確認。ホワイトボードで各々の考えを共有しながら、2人で答えを導き出していきます。

S2(高1)生の班も、同じ問いに挑戦します。予測していた変化が現れないこともありましたが、その原因とともに再考したり、教員に助言をもらったりして検証を進めました。

データを分析し、教員に共有。ただ実験をして終わるのではなく、考察することやその過程にも重きを置いています。