長崎平和・九州歴史探訪①歴史と平和を学ぶ3泊4日

中学校

J1(中1)学年は、10月28日(土)から3泊4日の長崎平和・九州歴史探訪を行っています。1日目~2日目は鴻臚館跡や大刀洗平和記念館、長崎原爆資料館などを訪問し、歴史と平和について理解を深めました。

新神戸駅に集まり、出発式を実施。リーダーの生徒が全体に指示を出し、スムーズに集合・進行できました。式を終え、新幹線でいざ九州へ。

平安時代に設置された外交施設である鴻臚館の跡地を訪れました。学習ノートにメモを取りながら、遺構や出土品を見学する生徒たち。

続いて、大刀洗平和記念館へ向かいました。実際に使われていた戦闘機や特攻隊に関する展示から、戦争の実相を目の当たりにしました。

今回の研修旅行では、隙間時間に学習の時間も設けています。夕食後の約1時間ほど、英数理社の問題プリントを集中して取り組みました。

2日目の最初の目的地は、長崎原爆資料館です。長崎に原爆が落ちた午前11時2分で針が止まった柱時計の他、多くの資料を見学。原爆の悲惨さと向き合いました。

被爆体験伝承者の方に講話をしていただきました。当時の恐ろしい現実にもしっかりと耳を傾け、受け止め、平和の尊さを心に刻みます。

原爆投下の中心地・爆心地公園で平和セレモニーを実施しました。J1生で想いを込めて折った千羽鶴を捧げ、黙とう。全員で平和を誓いました。

現地のガイドさんによる案内で、碑巡りをしました。爆心地からほど近い浦上天主堂では、原爆投下時のこと、再建までの歩みを知りました。

当時の小学生や教職員の避難場所であった山里小学校防空壕、如己堂、平和を願いつくられた平和祈念像なども見て回りました。

鎖国時代の唯一の貿易地であった出島を訪問した後は、シーボルト記念館へ。シーボルトの生涯と功績から、日本の近代化について学びました。