11月6日(月) 神戸国際会館こくさいホールにて、「須磨学園創立101周年記念コンサート」が須磨学園高等学校・中学校と夙川中学校・高等学校の合同で開催されました。合同での実施は2年ぶりです。今年は、生誕150周年を迎える作曲家ラフマニノフをメインテーマとし、ラフマニノフ自身の作品やロマン派に影響を受けた映画音楽などをフルオーケストラで堪能しました。
指揮:栗辻 聡さん 演奏:兵庫芸術文化センター管弦楽団
ソプラノ:熊谷 綾乃さん バリトン:黒田 まさきさん ピアニスト:今泉 響平さん
【プログラム】
開演前、生徒たちはパンフレットを見て待ちます。今回は、ロマン派音楽の深い魅力を再確認するプログラムです。
ラフマニノフが強く影響を受けた音楽家・チャイコフスキーの曲から始まりました。歌劇「エフゲニー・オネーギン」の「ポロネーズ」と「ワルツ」が演奏されました。
ラフマニノフ自身の作品である「パガニーニの主題による狂詩曲第18変奏」、「交響曲第2番第3楽章」、「ピアノ協奏曲第2番第3楽章」。最期のロマン派音楽を楽しみました。
ロマン派音楽は、様々な現在の音楽に刺激を与えています。ガーシュウィン作曲「パリのアメリカ人」は、ロマン派とジャズが融合した作品です。
続いて、ジョン・ウィリアムス作曲の「ロスオリンピックファンファーレ」、「スターウォーズのメインテーマ」、「ハリー・ポッターよりヘドウィグのテーマ」です。
アラン・メンケンとエルトン・ジョンによる「ディズニー・メドレー」では、ロマン派と映画音楽の結びつきを感じました。
プログラムを締めくくるのは、須磨学園学園歌です。会場に響き渡るソプラノとバリトン歌手の歌声に聴き入りました。
アンコールでは、4年ぶりに生徒も学園歌を歌いました。大きな拍手に包まれ、コンサートは幕を閉じました。