長崎平和・九州歴史探訪②歴史を知り平和を願う

中学校

10月18日(金)~20日(日)で、J1(中1)学年は長崎平和・九州歴史探訪を実施しました。2日目~3日目には資料館や遺跡、歴史的建造物など様々な場所を訪れました。平和の大切さを改めて実感し、日本と世界各国との関係性を学びました。

2日目は、長崎の平和公園へ。1945年8月9日に原爆が投下された爆心地で、平和祈念セレモニーを行いました。J1生で折った千羽鶴を捧げました。

長崎原爆資料館では、原爆の悲惨さや当時の様子を学び、惨状を受け止める生徒の姿が見られました。熱で変形したガラス瓶には、触ることもできました。

より原爆の被害を理解するため、ガイドの方に案内してもらいながら被爆遺構を巡りました。平和祈念像や各遺構の背景も教えていただきました。

江戸時代にオランダ貿易のために作られ、西洋文明との唯一の玄関口であった出島を訪問。江戸時代の日本は異国とどのように影響し合ったか知りました。

続いての訪問先は、国内現存最古の教会である大浦天主堂とグラバー園。キリスト教と日本の歴史、宣教師たちの暮らしに触れました。

夜は1日目同様、学習タイムです。日中に学んだ原爆・平和についての感想文を書きました。自分たちの考え、思いを振り返り、まとめました。

3日目は、九州国立博物館を訪れました。教科書で見た土器や石器を見てまわり、日本文化の形成をアジア史から学びました。

菅原道真に縁のある太宰府天満宮での様子です。太鼓橋、桜門といった美しい建造物を見学したり、参拝したり、おみくじを引いたりしました。

観世音寺は、かつて正式な僧侶として必要な戒律を授かるため、遠方からも多くの出家者が足を運んだ地です。仏教の歩みについて考えたJ1生たち。

最後は、飛鳥・奈良・平安時代の外交施設として使われていた鴻臚館です。中国大陸や朝鮮半島からの使節団、日本の外交使節団との関わりを見学しました。