2024年度芸術鑑賞会

高等学校

中学校

10月30日(水) 神戸国際会館こくさいホールにて、「須磨学園創立102周年記念コンサート」が須磨学園高等学校・中学校と夙川中学校・高等学校の合同で開催されました。今年のテーマは「音楽で描く地球と宇宙の風景」。地球の自然と文化、宇宙の素晴らしさを感じられる音楽をフルオーケストラで楽しみました。

指揮:粟辻 聡さん 演奏:兵庫芸術文化センター管弦楽団 
ソプラノ:松井 るみさん バリトン:鳥山 浩詩さん

【プログラム】

生徒たちはパンフレットを見ながら、開演を待ちます。今年のプログラムは、地球の多様な風景と宇宙の広がりを音楽で巡る2部構成です。

1部は、スメタナの連作交響詩「我が祖国」の「モルダウ」からスタートしました。スメタナの故郷チェコを流れるモルダウ川の活力を想像しました。

ビゼーの組曲「アルルの女」より2つの楽章「メヌエット」「ファランドール」が演奏されました。南フランスの景色や文化が目に浮かぶようでした。

2部では音楽を通して宇宙を旅します。ドヴォルザークの歌劇「ルサルカ」より「月に寄せる歌」では、夜空浮かぶ月のロマンティックなムードを堪能しました。

続いて、ホルストの組曲「惑星」から「水星」「木星」「金星」が奏でられました。それぞれの惑星がもつ魅力を音楽で探りました。

宇宙と地球の友情を繋ぐ映画「E.T」から、ジョン・ウィリアムズ作曲のメインテーマです。オーケストラの豊かな響きに感動しました。

プログラムの最後は、須磨学園学園歌です。ソプラノとバリトン歌手の歌声が会場に響き渡り、素晴らしいクライマックスを迎えました。

アンコールでは、生徒も一緒に学園歌を歌いました。本鑑賞会で普段とは異なる視点で地球・宇宙を見つめ、その美しさや不思議を感じることができました。