実体験を聞く ウクライナの現状と平和への道

中学校

2月12日(水) ウクライナで戦争を経験し日本に移住されたディアナさんとユーリアさんの2名をお招きし、中学生を対象に平和について考える学習を実施しました。戦争の実態、被害、日本に移住してからの生活など、生の声を聞きました。お二人の話は、想像を絶することもあり、胸に突き刺さるものでした。現在起きている戦争について実感し、そして平和の尊さを改めて考える機会となりました。

講演会会場に向かうダイアナさんとユーリアさんを、手作りの旗と大きな拍手でお出迎えしました。

まずは戦争で被害に遭われた方々、犠牲者の方々のご冥福を祈り、黙とうを捧げました。

ディアナさんは、避難訓練の重要性やフェイクニュースの危険性、戦争によって家族と離れ離れになっていることなど、時には言葉を詰まらせながら語ってくださいました。

ユーリヤさんは「戦争が始まった日のことは一生忘れられない」と胸の内を話してくれました。また、日本に移住してからの生活、語学や文化の違いにどう対応しているかについても教えてくれました。

生徒たちは真剣な眼差しで話に耳を傾けていました。質疑応答の時間には多くの生徒の手が挙がり、お二人は一つひとつ丁寧に答えてくださいました。

最後に、中学生徒会会長が御礼の言葉を述べ、代表生徒が花束を贈呈しました。生徒たちは講演会を通じて、戦争の悲惨さを痛感し、平和のために自分たちは今何ができるのかを考えました。