暖かな春の訪れとともに、そして平成から令和に移り変わろうとする節目に、私たち新入生57名は、本日より須磨学園夙川中学校で1期生として新たな道を歩みはじめました。まず、このような素晴らしい入学式を行ってくださった理事長先生、学園長先生、学校関係者の皆さまに心から大変感謝しております。そして、このように、この場に居られるのは、私達を応援してくれた家族のおかげであると感謝しています。
今、私たちはこれから始まる須磨学園夙川中学校での新しい生活に胸が躍っています。多くのことを学び、経験し、社会に役立つ人間になれるよう日々励みたいと思います。
私は細胞の免疫力や再生治療に興味を持っています。最近、日本の再生医療技術は世界から注目されています。しかし、まだ実験的なものや、莫大な費用を必要とする治療が多く、誰でもその恩恵を受けられる状況ではありません。 私の将来の夢は、医療費を削減できるように、新しい技術を取り入れて、研究し、みんなが高度な医療を受けられる環境を作ることです。実現するためにしっかりと努力していきたいと思います。
ここにいる全員が、それぞれに夢を持ち、その夢をかなえるために、須磨学園夙川中学校での勉強や学校行事を通じてグローバルな理解を深め、情報の活用を身につけ、チームワークを学び、成長の扉を開いていきます。時には壁にぶつかることもあるかもしれませんが、仲間とともに、切磋琢磨しそれを乗り越える力を身に付けて行きます。
6年後、この57名全員が胸を張って笑顔で卒業できるように、これから私たちは、周りの人への感謝の気持ちを忘れず、大切な仲間と共に学園生活を楽しみ、努力し続けることをここに誓います。
2019年4月6日 入学生代表