今年の芸術鑑賞会は「日本の笑い~寄席演芸の世界~」を鑑賞しました。
出演者:8名/公演時間:1時間30分
桂 かい枝さん 日本人がよく使う英文を日本語に訳してみると、非日常的な内容であることを面白ろおかしく話し聞かせてくださいました。
演題:英語落語「動物園」
桂 阿か枝さん 「寄席入門」ということで、落語の基本である一人で何役にも演じるやり方や、小道具(扇子、日本手ぬぐい)の扱い方を説明していただいた後、落語の舞台裏になるお囃子(おはやし)について実演で説明されました。鳴り物といわれる大太鼓(おおたいこ)、締太鼓(しめたいこ)、拍子木(ひょうしぎ)、摺り鉦(すりがね)、銅鑼(どら)、篠笛(しのぶえ)、三味線などの音の特長や効果音のことがよくわかりました。
また生徒2名を舞台に上げ、簡単な落語と効果音出しを体験させてくれました。
ダイアン吉日さん(イギリス人の落語家) 来日して23年ということで、最初日本に来たときのおかしなエピソードを交えながら、やさしい英語をつかって笑い話をされました。
演題:英語落語「ワンダフルジャパン」
ラッキー舞さん 「太神楽曲芸」を披露。傘の上で手まりを転がしたり、サッカーボールを指の先やバチの先を使って回したり、大皿回しに、最後はハラハラする危険な曲芸を披露され、大きな拍手がおこりました。
林家 染弥さん 古典落語「時うどん」は、時間が経つのも忘れ、聞き入ってしまいました。 芸の深さが感じられ、落語の世界を楽しませてくださいました。
最後に生徒会長より、お礼の言葉と花束を送りました。