11月4日(木) 神戸国際会館こくさいホールにて須磨学園高等学校・中学校、夙川中学校・高等学校の合同開催による「須磨学園創立99周年記念コンサート」が開催されました。昨年に引き続き保護者をお招きしてのコンサートは見送り、生徒のみの鑑賞となりました。
指揮者:牧村 邦彦さん
ソプラノ:四方 典子さん バリトン:萩原 寛明さん
演奏:兵庫芸術文化センター管弦楽団
【プログラム】
「ロシア国歌」「君が代」の演奏により創立99周年記念コンサートがスタートしました。
歌劇「エフゲニー・オネーギン」より「ポロネーズ」(作曲:チャイコフスキー)
チャイコフスキーのオペラでもっとも有名な作品。その中でも「ポロネーズ」は舞踏会で踊られるシーンで演奏されるもので、演奏会の幕開けに相応しい華々しさが味わえました。
バレエ「白鳥の湖」より「大フィナーレ」(作曲:チャイコフスキー)
チャイコフスキーの三大バレエのひとつ。悲哀のこもった旋律が有名であり、音を聴いただけでバレエのシーンが蘇ります。
組曲「ガイーヌ」より「剣の舞」(作曲:ハチャトゥリアン)
とても激しいリズムと強烈な連打の旋律が印象的です。一度聴いただけで忘れられない音楽かもしれません。聴いているだけでテンションが上がりました。
歌劇「イーゴリ公」より「ポーロヴェツ人の踊り」(作曲:ボロディン)
大変美しい旋律のオンパレードのこの曲。最後は壮大なスケールの広がりに魅了されました。ロシアを代表する名曲でもあります。
バレエ組曲「火の鳥」(作曲:ストラヴィンスキー)
ディズニー映画「ファンタジア2000」でも採用された馴染みのある曲でした。チャイコフスキーのバレエ音楽とは違った宇宙的な世界が味わえたのではないでしょうか。
バレエ組曲「くるみ割り人形」(作曲:チャイコフスキー)
「花のワルツ」など、誰もが一度は聞いたことのある曲のオンパレードでした。「バレエ音楽といえばこれ!」というくらいの名曲を堪能することが出来ました。
生徒はオーケストラの演奏に引き込まれていました。迫力ある演奏から名曲まで、あっという間の時間となりました。
「学園歌」
例年では全校生徒で合唱を行いますが、今年はコロナウィルス感染予防対策の為、実施しませんでした。ソプラノ歌手とバリトン歌手による圧巻の歌声が会場内に響き渡りました。
最後は両校の生徒会から、指揮者を始め、演奏等を披露して下さった方々に花束の贈呈を行いました。