5月13日(水)全校礼拝が行われました。
聖書 マタイによる福音書7:7-12
メッセージ 「求めなさい」 樋口 進 牧師
『求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば開かれる。』
私たちが心から一生懸命求めるのなら、イエス様は応えてくださります。
しかし、どんなことでも求められれば応えてくださるわけではありません。
自分の嫌いな人が不幸になることを求めれば応えてくれるでしょうか。
このような自己中心的な求めは応えてくれません。
聖書は次のように続けています。
『人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。』
これはイエス様の教えの中で一番大切な教えで、ゴールデンルールといいます。
同じような教えで中国の孔子が『己の欲せざる所は人に施す勿れ(それは、思いやりというものだ。自分がして欲しくないことを、人にするべきではない)」』といっています。
みなさんは親から「人が嫌がることはするな。」といわれたことはありませんか。
イエス様はこれだけではありません。
人に信用されたいなら、まずは自分が人を信用する。
人から尊重されたいのなら、自分から人を尊重する。
このことが必要だといっています。
これはイエス自身がそうだったからです。
人を信用し、尊重し、愛した。
その姿が出ているのです。
みなさんも、何かを求めるとき、祈るとき、自己中心的なことをするのではなく、人のことを考えてほしいです。
人にしてほしいことをする。
このことによって達成するのではないかと思います。