桜の木が色づき、春の訪れを感じる今日の良き日。私たち第6期生88名は胸いっぱいの希望と期待を抱き、須磨学園夙川中学校で新たな一歩を踏み出しました。本日は、私たち新入生のために、このような素晴らしい入学式を開催していただきありがとうございます。理事長先生、学園長先生をはじめ、学校関係者の皆様に心より感謝を申し上げます。
また、無事にこの日を迎えることができたのは、私たちを信じ、見守ってくれた家族のおかげだと感謝しています。今年1月1日、「令和6年能登半島地震」が起きました。小学校では「阪神淡路大震災」や「東日本大震災」について学び、防災訓練も行ってきたので、大きな地震についての知識はありましたが、実際に目の当たりにしたのは初めてでした。
昨日まで当たり前だったことが当たり前でなくなり、不便な中で工夫しながらお互い助け合いをしている姿を見て、自分が置かれている環境を考えずにはいられませんでした。
私たちがこれから学ぶ夙川中学校では、数々の研修旅行をはじめ、多彩なカリキュラムで視野を広げることができます。それは学力の向上だけではなく、明日や将来の生きる力を育む教育である「Learning for tomorrow ~明日への学び~」を実践しています。この恵まれた教育環境を当たり前のこととは思わず、周りの方々に感謝をし、一つ一つの経験を大切に、互いに助け合いながら、6期生全員が自分らしく成長することを心に誓います。
2024年4月6日 新入生徒代表