生徒たちの声
積み重ねてきた力でつかんだ成果
私は学校生活の中で、日々の授業や部活動だけでなく、自分の興味や得意分野を生かしてさまざまなことに挑戦できる機会を大切にしていました。その一環として、先日、外部のスピーチコンテストに出場し、賞をいただくことができました。準備の段階では、先生方や家族に原稿の内容や発音についてアドバイスをもらい、何度も練習を重ねました。学校で培った表現力や人前で話す力が、今回の結果につながったと思います。この経験を通して、自分の成長を実感するとともに、これからも挑戦を恐れず、自分の可能性を広げていこうと強く感じました。今後も学校内外を問わず、さらに多くの機会に積極的に挑戦していきたいです。
「やりたい」をあきらめない計画力
PMTM(プロジェクトマネジメント・タイムマネジメント)は、校外での活動にも生きています。私が長年続けてきたボーイスカウトでは、その力がとても役立ちました。阪神さくら地区耐寒訓練大会では、PMTMで学んだことを生かして優勝という成果をおさめることができました。小さい頃から続けているボーイスカウトに、学校で学んだスキルを生かせたことが、自信につながりました。現在はボーイスカウトに加えて、軟式野球部にも所属しています。両立は簡単ではありませんが、平日は勉強、休日は自分の好きな活動に取り組む時間を計画的に確保しています。目標に向かって仲間と励まし合いながら取り組む時間が、とても大切だと感じています。これからも、勉強・部活動・ボーイスカウト、どれも手を抜かずに頑張っていきたいです。
自分の「やってみたい」が叶う場所
私は勉強と広報推進委員会、ダンス部の3つの活動に力を入れてきました。文化祭など行事が重なる時期は大変ですが、それぞれで大きな達成感を得ています。広報推進委員会の活動としては、「ひょうごの宝探しプロジェクト」という動画制作の大会にリーダーとして挑戦しました。初めての動画制作、仲間と一つの作品を作り上げる難しさを実感しましたが、すべての過程が、私にとって大きな学びとなりました。企画書の作成から動画編集まで、先生方の手厚いサポートのもと、生徒主体で取り組み、最終的に高校生部門で最優秀賞を受賞することができました。こうした課外活動に挑戦できる環境も、夙川中学校の大きな魅力だと感じています。今後も、勉強と部活動を両立しながら、広報推進委員会での活動にも積極的に挑戦していきたいです。
制パソコン・制携帯について
制携帯・制パソコンは、学校での生活をより便利にするためのツールです。主に、制携帯では調べ学習や学校からの連絡事項の確認、先生へのチャットでの質問などが気軽に行えます。制パソコンは、プレゼンテーションを行う際の資料や原稿の作成に役立っています。作業を効率的に進めることができるため、日々とても便利に活用しています。
特別講座について
週2回、特別講座を受けています。基礎講座では、基本的知識の理解を深め、知識の定着ができるため、授業だけでは不安なところもしっかり学ぶことができています。講座は希望制なので、無理なく部活動とも両立でき、学びと活動どちらも大切にできています。
個別指導について
定期考査前などに分からない問題があれば、気軽に先生に質問することができます。職員室前にはホワイトボードがあるので、その場で解説してもらうことができます。些細なことでも、先生方は丁寧に教えてくださるので、学力向上につながっています。
サマーキャンプについて
サマーキャンプは、夏ならではの自然を味わうことができるキャンプです。川では魚を手づかみし、その場で焼いて食べたり、びしょびしょになるまで夢中で遊ぶことができます。海ではいかだづくりをして、実際に漕いで遠くまで進んでみたり、山では林業体験で木を伐採するなど、さまざまな経験をすることができました。
ウィンターキャンプについて
スキーを現地の指導員の方々から丁寧に指導していただけると共に、生徒全員で協力する必要がある宿泊行事に身を置くため、協調性や団結力を深めることができます。また、キャンプ内でリーダーを務めることによって、ウィンターキャンプでしか経験できない大人数をまとめる大変さなども学ぶことができます。
首都探訪について
古都研修では日本の歴史を学び、東京研修では日本の現在・未来を学ぶことで日本の移り変わりについて理解を深めることができました。また、企業訪問では興味のある企業を訪れ自分の将来像をイメージすることで「なりたい自分」になるための一歩を踏み出すことができました。
平和学習について
事前学習で被爆伝承者の方からの講話を聴き、広島へ訪問します。平和記念資料館などを訪れ、改めて戦争の恐怖を身に染みて感じるとともに、当たり前の日々が一瞬にしてなくってしまうことから、一日一日の大切さを学ぶことができました。
アジア研修旅行について
アジアの国々を訪れ、さまざまな名所を巡ります。現地の文化に触れることで、文化の違いや、アジアの国々とのつながりを感じることができます。交流会では、英語で現地の学生と交流を行います。交流会を通して、英語で会話することの楽しさが分かりました。
アメリカ研修旅行について
自分の英語が伝わるのか不安な中で、相手に意思を伝えることの大切さを学びました。学校交流会では、スムーズに会話ができない場面もありましたが、その経験が英語学習へのモチベーションにつながりました。現地では、世界最先端の技術や文化を体感し、異文化への理解を深めることができます。
ヨーロッパ研修旅行について
学校交流会では授業を受けられるだけでなく、その国の文化にも触れることができます。交流会を通じて友だちもできました。普段の授業では学べないその国特有の歴史に触れることで、新たな視点を得ることができ、貴重な体験となりました。
運動部について
僕は友だちと一緒に卓球部に入りました。最初は全くうまくできず、先輩や卓球の得意な同級生に圧倒されていましたが、先輩や先生に教えてもらったり、友だちと練習を重ねるうちに、少しずつ上達してきました。まだまだ未熟ではありますが、これからももっと上手になれるよう努力していきたいです。
文化部について
箏曲部は、日本の伝統楽器である箏を演奏する部活です。伝統的な曲や耳に馴染みのある現代の曲などを練習し、文化祭で発表しています。部活動を通して、部員みんなで合奏することの楽しさや、美しい音色を奏でることの嬉しさなど、さまざまな貴重な経験ができています。
生徒会活動
私は、部活動と並行しながら生徒会執行部に所属し、中学校では会長を3期、副会長を1期経験しました。生徒会では、季節ごとのイベントや文化祭などの運営の他、社会貢献活動や学校改善活動を行っています。最大の特徴は、どれも生徒のみで企画から運営・活動まで行っていることです。どのような部署で活躍するかはみなさん次第ですが、全ての部署で主体性と協調性を学ぶことができます。また、どこの部署でも制パソコンを利用した活動を行っているので、授業で学んだパソコンスキルを発揮する格好の場にもなり得ます。本校生徒会は、「リーダー執行部員」という役職で生徒誰でも入会することができます。ほぼ全ての生徒が部活動と並行して活動しており、勉強と両立しながら、それぞれ充実した学校生活を送っています。
先輩たちの声
東京大学
理科二類
良い仲間と過ごせる環境
理科研究部の活動を通じて、「疑問を突き詰める」姿勢を学びました。実験や研究を重ねる中で、論理的に考える力が身につきました。また、文化祭での実験披露では、相手に伝わる工夫を重ね、「人に伝える力」も養われました。これらの学びは大学入試にもつながる貴重な経験です。夙川には、頑張ることを冷やかす人はおらず、仲間とともに成長できる環境があります。この恵まれた環境で過ごせたことが、何よりの財産です。
京都大学
工学部物理工学科
少人数制だからこその距離感
高校3年間、毎日学校に通うのが楽しく、皆勤でした。海外研修旅行・体育祭・文化祭など行事が豊富で、部活動と勉強の両立もしやすい環境です。少人数制だからこそ、同級生や後輩と深く関わることができ、先生との距離も近く、一人ひとりに寄り添ったサポートを受けながら成長できました。もしもう一度中学受験をするなら、私は迷わず夙川を選びます。